社員インタビュー

安楽院/一級葬祭ディレクター 宮本 惇矢

どんな時も側にいて「お客様に安心していただける存在」を目指して

-- 初めまして。これから葬祭業界への就転職を検討している方に向けて、宮本さんの思いや、日頃のお仕事について伺いたいと思います。今日はよろしくお願い致します。

はい。こちらこそ、よろしくお願いします。

-- 宮本さんは職場に於いてはベテランとお伺いしております。早速ですが葬祭ディレクターというお仕事の中で、どのような事を大切にされているのでしょうか。

やはり、一番は誠実な対応をさせていただくことを常に心がけています。
普通は、葬儀自体、あまり経験があるものではなくて、何十年に一度、もしくは今まで経験が無い、という方がほとんどです。
なので、どんな些細なことでも分からないことや不安に感じることがあれば、それにお応えする気持ちをいつでも持ってお客様に接するようにさせていただいています。
助けたいという気持ちが強いのでしょうね。喪主様やその親族の方々が困っている時やどういう風にしたらいいか悩んでいる場面が時々あるのですが、それを陰からずっと見守っていて、そっとサポートに入るようにしています。どんな時も側にいて寄り添う。なるべくお客様にはご安心して葬儀中もその前後もお過ごしいただきたいですね。

-- 宮本さんにとって葬祭業とはどのようなお仕事ですか?
誰にとっても必要な職業だと思っています。
もちろん、ご不幸事ではあるのですが、絶対にいつかはお葬式というのは行わないといけないものです。そして、それに慣れている人というのはあまりおられないのですが、つつがなく執り行う必要がありますからね。そこを精一杯サポートする事ができるというのは、ある意味で社会貢献にも繋がるのではないかなと思っています。

-- そうですよね。人生の幕を閉じるという大切な時間を全て滞りなく進めなければいけない、やりがいのあるお仕事だと思います。
はい。“安心する存在”とでもいいますか。ちょっとした疑問や質問にお答えするだけでなく、どんな時も気づいて側に居てくれる。そういった存在であることを目指していますし、実際にお客様に一番感謝される事なのではないかなと思って日々仕事をしています。

-- 葬儀の仕事を通して、どんなものを得られましたか?
まず、自分に自信が持てるようになったというのが一番ですね。あとは、変な言い方かもしれませんが、少し怖いものが無くなったとでも言いましょうか。それはあると思います。

-- なるほどですね。他にもありますか?
もちろんです。
仕事の内容としてはちょっとした力仕事だったり、体力的に大変な事もありますし、勤務時間が不規則になることだってあります。ただ、それ以上に人生勉強というか、生きていく上で自分自身の身になることが本当にたくさんありましたし、これからもあるんだろうなと思っています。それに、本当にこの仕事をやっていて良かったと思うに十分なほど、葬祭業でなければ勉強できないことがたくさんあると今は感じています。